毎年一月十日は初金比羅の日です。薬師如来の十二神将の一つの航海安全の守護神として信仰を集めています。
讃岐琴平町の象頭山金比羅宮本宮の前では、開運ぜんざい、餅や甘酒の接待を受ける事ができますが今年はこの接待は中止となりました。
この香川県と東京虎ノ門にある金比羅宮、琴平神社での初金比羅が特に有名ですが、各地の金比羅宮でも賑わいます。
昨年秋、2ヶ月だけ夫は江戸名所巡りを行う事ができ、ちょうどその時水道橋にある東京分社に立ち寄りました。こちらは高松松平藩の下屋敷があった場所です。

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ながし樽初金比羅にとどきけり
             森 婆羅

初金比羅屋台の暖簾波に蛸 
            金子蛙次郎

雪ながら初金比羅の雑沓に 池田光枝


担ぎゆく初金比羅の流し樽 香川芳水

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初金比羅さぬき富士立つその奥で 
               慶月

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讃岐出身の者にとって琴平の金比羅さんは特別のものです。一昨年、孫の七五三のお祝いを車で20分位の武州琴平神社で行いました。
大鳥居の下での晴れがましい気持ちがアルバムを開くと甦ります。

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