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年の始めのことをいいます。枕詞の「あらたま」を新年の意味に用いることもあります。また、陰暦では新年と春が同じ頃に来ますので何々の春も新年の意を表すと歳時記にあります。

コロナ禍の中、新年が訪れました。誰にも会うことのない神社が歩いて5分の所にあります。孫が通う幼稚園のうらにある住宅地の中の小さな八坂神社の分社です。
その5、60メートル先にあるもっと小さなお稲荷さんにもお詣りしました。
以前のような当たり前に過ごせる日々と家内安全をお願いしました。
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鐘ひとつ売れぬ日はなし江戸の春
               其角

新年を見る薔薇色の富士にのみ 
             西東三鬼

あらたまのこむらがへりでありにけり
            夏井いつき

駅伝の去り新年の遠ざかる
            渡辺美津江

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あらたまの光濡れ縁越えてきし 慶月


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