江戸時代初期に来日した黄檗宗の隠元隆琦が西瓜や隠元豆の種を携えていたとのことです。西瓜は当初、初秋に出回っていたそうですが今では夏の代表としての印象が強いですね。

二人の生活になってからは小玉西瓜を買うことが多くなりました。孫たちが集まるときは大玉西瓜を注文します。約二千円位で、先月は金沢西瓜、今回は千葉の富里西瓜でした。小玉と違い、子ども時代を思い出す西瓜本来の香りや甘さを感じました。

ハックンは胡瓜が好きで、先代のランタくんは西瓜が大好きでした。
夫も息子も男の子の孫も男性陣は皆大好きです。
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こけざまにほうと抱きゆる西瓜かな
              去来

切西瓜発止発止と種黒し 後藤比奈夫


切り分ける西瓜たちまち笑ひ出す
             鳩田麻紀

抱へたる西瓜に水の重さあり
             松井秋尚


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笑顔見るための西瓜を買ひにけり 
               慶月

冷蔵庫で冷やすのには場所を取りちょっと困ります。昔祖母の家では井戸に入れて冷していた記憶があります。
子どもたちをキャンプに連れて行ったときは川で冷やしました。西瓜は懐かしい思い出に繋がります。

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